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記事2001年8月13日 21号 (3面) 
私大の教育・研究充実研究会大学の部
研究テーマ「学部教育の課題」で10月18・19日
研修福祉会
 私学研修福祉会(大沼淳理事長=文化女子大学理事長・学長)は十月十八、十九の両日、「第二十四回私立大学の教育・研究充実に関する研究会(大学の部)」を開催する。今回は「学部教育の課題」を研究テーマとし、基調講演、事例研究、シンポジウム、グループ・ディスカッションを通して討議が行われる。申込締切日は九月二十日。
 初日は「日本の高等教育の将来像」の演題で、ハンス ユーゲン・マルクス・南山大学長が基調講演。
 続いて事例研究に移り、石川憲一・金沢工業大学長が「金沢工業大学における教育改革〜教職員の意識改革〜」と題して、多様化する学生に対応する学部教育と教職員の意識改革による大学改革の事例を、また、浅野清・東洋大学経済学部長が「東洋大学経済学部の採用人事について」と題して、人事採用における透明性、公正性の確保と教育 能力を含めた有為な人材 を確保するための人事採 用システム事例を発表する。 
 二日日の午前は「学部教育の課題〜高大連携〜」をテーマにしたシンポジウム。講師は小原芳明・玉川大学理事長・学長、北村敬子・中央大学商学部長、佐藤徹・東京都立国分寺高等学校長の三氏。
 小原氏は私立における一貫教育の中での連携について、北村氏は中大商学部における高大連携とプレ―スチューデントプログラムについて、佐藤氏は単位制高校への移行と近隣四大学との単位認定の連携についてそれぞれ発表。コーディネーターは清水司・東京家政大学理事長・学長。
 午後からのグループ・ディスカッションは、(1)「高校と大学の接点」(2)「学部における教養教育」(3)「これからの大学教員は?」の各テーマに分かれて討議する。
 ◇申し込み・問い合わせ先=私学研修福祉会研修事業部 TEL03(3222)1006〜1008 FAX03(3222)5749

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