初日は神戸市中央区のワールド記念ホールで開会式が行われた。嘉悦康人・大会委員長（嘉悦大学短期大学部理事長）の開会宣言で式は始まり、国旗掲揚・国歌斉唱、優勝杯返還に引き続き、川並弘昭大会会長があいさつ。川並会長は「二十一世紀を担う若い皆さん方が、短期大学生として力強い意欲と情熱を傾け、母校の名誉と学生スポーツの栄光のために競技されることを望んでやみません」と、参加選手を励ました。大会名誉総裁である高円宮さまも「この厳しい暑さの折、体調には特に留意され、日ごろの練習の成果を遺憾なく発揮されるとともに、大学間の交流と友好の輪をさらに広げていっていただきたい」と選手を激励された。また、岸田文雄・文部科学副大臣、兵庫県の藤本和弘副知事らもそれぞれ祝辞を述べた。最後に、武庫川女子大学短期大学部健康・スポーツ学科二年の正司つばささんが選手宣誓し、開会式は幕を閉じた。
　競技は翌日から三日間、卓球、ソフトテニス、テニス、バドミントン、バレーボール、バスケットボールの六つの競技で、日ごろの練習の成果を競い合った。
　このなかで滋賀女子短大は三つの競技で優勝した。
　各競技の団体戦の優勝校は次の通り。
　▽卓球
　　女子＝淑徳短期大学、男子＝産業技術短期大学
　▽ソフトテニス
　　女子＝滋賀女子短期大学、男子＝産業技術短期大学
　▽テニス
　　女子＝大谷女子短期大学、男子＝東海大学短期大学部（高輪）
　▽バドミントン
　　女子＝東海大学短期大学部、男子＝龍谷大学短期大学部
　▽バレーボール
　　女子Ａ＝嘉悦大学短期大学部、同Ｂ１＝尚絅女学院短期大学、同Ｂ２＝滋賀女子短期大学、
　　男子＝信州短期大学
　▽バスケットボール
　　女子Ａ＝滋賀女子短期大学、同Ｂ１＝樟蔭東女子短期大学、同Ｂ２＝横浜女子短期大学、
　　男子＝新潟工業短期大学