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記事2001年7月13日 18号 (9面) 
都私学振興会20周年
記念式典
15年に退職金社団と統合
振興の総合機関へ
 東京都私立学校教育振興会(加納弘理事長)は六月十一日、東京・市ヶ谷の私学会館で設立二十周年を記念して式典および祝賀会を実施、式典では東京都知事および理事長感謝状の贈呈が行われた。
 加納理事長はあいさつの中で、私学は深刻な少子化で厳しい環境に置かれており、同振興会の責任が一層重くなってきていることを挙げ、「平成十五年四月に東京都私学退職金社団と統合することになったが、今まで以上に私学団体との連携を深め、私学振興のために総合的機関を目指す」と述べた。
 来賓として福永正通・東京都副知事は、私学は建学の精神の下に特色ある教育を行い、有為な人物を社会に送り出してきており、私学への期待は高まっているとし、「その原動力の一つが振興会だ。新しい私学への道が私学振興の重要な課題だ。十五年に統合し私学振興を強力に振興していくのは意義深い」と祝辞を述べた。
 東京都知事感謝状は酒井A・同振興会理事長代理と堀越克明・同理事に贈られた。酒井理事長代理は受賞者を代表して、「振興会が発足して二十二年、その間たいへんお世話になっている。今後も私学振興のために一生懸命尽くす」と謝辞を述べた。

私学人6人に理事長感謝状

 また、嘉悦克(嘉悦女子中学高校長)、長谷川良昭(大乗淑徳学園理事長)、清水博雅(日野わかくさ幼稚園長)、中込三郎(中込学園理事長)の各運営理事、および木内四郎兵衞(東京成徳学園理事長)、真田幸男(聖学院中学高校副校長)の両理事が理事長感謝状を受けた。

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