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記事2001年7月13日 18号 (9面)
平成13年度 地方私学の振興予算 本紙調べ (11)
中・高校生に学費減免
家計急変生徒に補助 (島根) 就園支援として保育料補助 (和歌山)
【島根県】
島根県の平成十三年度私学振興予算の総額が二十億八千六百十一万二千円(前年度比〇・二%減)と決まった。 経常費補助の生徒一人当たりの単価は、高校が三十一万千四百四十四円(同二・五%増)、中学が六十二万九千六百三十七円(同七・七%減)となった。中学校の補助単価が飛び抜けて高いのは生徒数が少ないため。経常費補助の幼稚園児一人当たりの単価は十七万六千三百十三円(同四・三%増)。また私立高等学校生徒授業料減免事業として、三千八百十三万九千円(同一三・五%増)が補助された。これは生活保護世帯、交通遺児、生活困窮者および家計急変のために通学が困難になった中学生に対して、授業料を減免している学校に対して補助される。専修学校関係では、経常費補助として七千三百九十三万六千円(同七・七%増)が計上された。
【和歌山県】
和歌山県の平成十三年度の私学振興予算が総額で三十六億百三十五万九千円と決まった。前年度と比べて〇・五%増となった。 経常費補助の生徒一人当たりの単価は、高校が三十万三千九百九十五円となった。前年度と比べると二・八%増となり、三十万円台に乗った。中学校は二十三万七千七百七十三円で四・〇%増となった。小学校は二十二万九千六百七十一円で、前年度と同額。 幼稚園児の経常費補助単価は、前年度と同額の十四万四千七百十三円。 新規事業として私立幼稚園就園支援事業として千六百七十七万五千円が補助された。これは兄弟姉妹が幼稚園に同時就園する場合、私立幼稚園に通園する第二子以降の園児の保育料を、その私立幼稚園を通じて補助するもの。また、私立専修学校運営費事業費(学校開放講座)に四百万円が補助。
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