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記事2001年6月3日 14号 (2面) 
芸予地震被災校に見舞金
私学ボランティア基金中、四国地区9校に贈る
 私学ボランティア基金(会長=堀越克明・堀越高校長)は五月二十二日、東京・市ヶ谷の私学会館で理事会を開き、先の「芸予地震」で校舎等を損壊した私立中学高校九校に総額百三十万円の見舞金を贈ることを決めた。
 各私学協会から報告された被害状況によると、芸予地震の被災校(私立中学高校)は、広島県で三十校、愛媛県で十校、山口県で六校、香川県で二校、大分県で一校の合わせて四十九校。被害総額は二億四千七百八十四万円に上った。
 このうち私学ボランティア基金の見舞金贈呈規定(被害金額一千万円以上)に該当する広島県内の四校と愛媛県内の五校の合わせて九校に見舞金を贈ることにしたもの。これら九校では、体育館壁崩落、水道給水管破損、校舎ガラス・屋根瓦破損、寮風呂・ボイラー大破等の被害が見られた。なお平成十二年度には全国九百二十八校の私立中学高校から同基金に約千百六十六万円の資金が集まり、救援活動としては、三校に合計九十万円を贈呈している。同基金の積み立て目標額は三億円。

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