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記事2001年6月13日 15号 (2面) 
全経協会創立45周年記念式典祝賀会
総会で上野氏が新理事長に


 社団法人全国経理学校協会は五月十八日、東京・飯田橋のホテルエドモントで第五十一回通常総会(決算総会)と創立四十五周年記念式典・祝賀会を開いた。総会では任期満了に伴う役員改選が行われ、田後晴司理事長(町田経理専門学校理事長)が退任し顧問となり、上野淳次副理事長(広島会計学院専門学校理事長)が新理事長に選任された。
 上野新理事長は就任に当たり「身に余る光栄だ。徳川家重と同じ九代目だが、家重は酒色にふけり言語明瞭意味不明瞭といわれた人物。反面教師として頑張りたい」、退任した田後氏は、「創立当時からかかわり心寂しいが、一つの流れだろう。今後もご支援願いたい」とあいさつした。
 理事二十二人のうち新任は栗原寛隆(所属地方会=北海道)、渡辺敏彦(関東)、黒木亮谷(中部)、竹中一義(同)、大岡豊(近畿)、井手脇万詔(九州)の六氏と、監事二人のうち赤塚晴彦氏(九州)。他の理事・監事は再任。
 同協会の事業計画は二月の予算総会で決まり、昨年度に第一回が行われた「コンピュータ会計能力検定試験」など、検定の周知徹底に力を入れる。十一月に開いていた経営者研修会は二月に開催する。


“正しい職業観”を
町村・前文科相ら出席


 創立四十五周年記念式典では来賓の町村信孝・前文部科学大臣が「今年一月に二十一世紀教育再生プランを作った。経理学校においても正しい職業観や人生の動機付けを持てる教育を」と、また遠山敦子・文部科学大臣の代理として青山丘・副大臣が「複雑化、高度化する社会の中で、どんな知識、技能を身につけ、何ができるかが大事。皆さんの教育で社会の要請に応えてほしい」とそれぞれあいさつ。森喜朗・前首相は「二十一世紀はサプライサイドの人づくりが重要。専門人として育てられた職業人が必要だ。さらに五十年へとご尽力をお願いする」と祝辞を述べた。

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