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記事2001年6月13日 15号 (2面) 
東北地区教育研修会7月25日から仙台
“私学教育の創造”目標に
 今年で四十一回目となる東北地区私学教育研修会が七月二十五日から三日間、仙台市の仙台ガーデンパレスを会場に開かれる。研究目標は「新しい私学教育の創造」。主催は財団法人私学研修福祉会(理事長=大沼淳・文化学園理事長)。後援は宮城県や日本私立中学高等学校連合会など。日本私学教育研究所が協力。実施は東北地区私立中学高等学校連合会、宮城県私立中学高等学校連合会が担当する。研修会には私立中学高校の教員ら三百人が参加する予定。
 初日は開会式に続いて浅野史郎・宮城県知事が、「地方分権を踏まえ東北の私学に期待するもの」と題して記念講演する。
 二日目と三日目(午前中)は、学校経営、進路指導、生徒指導、教育課程、情報教育、国際教育の六部会に分かれての研究発表、研究協議。このうち学校経営部会は「これからの私学経営の課題と展望」が研究テーマ。増田晃次郎・保善高校理事長と三島卓郎・三島法律事務所長(弁護士)が講師を務める。進路指導部会は、「多様化する進路環境に対応し、新世紀を担う人材を育む進路指導」が研究テーマ。四校が進路指導について実践発表する。生徒指導部会は「二十一世紀を逞しく生きる生徒指導の在り方」が研究目標。四校がやる気を育てる指導や禁煙指導等を発表する。教育課程部会は「生きる力を養う教育課程」が研究テーマで、四校が特色ある教育課程を発表する。講師は小池俊夫・財団法人日本私学教育研究所研究部長。情報教育部会は「新たな情報教育の創造」が研究テーマで、四校が新教科「情報」に向けた取り組み等を発表する。国際部会は「グローバルに羽ばたく知識と視野の教育」が研究テーマ。留学生の受け入れ等について四校が実践発表を行う。

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