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記事2001年5月23日 13号 (7面) 
静岡私学協総会を開く
経常費補助の見直し
入試方法改善で検討へ永年勤続者を表彰
 静岡県私学協会(岡本肇会長=静岡県西遠女子学園理事長・校長)は五月十六日、静岡市の静岡音楽館AOIで平成十三年度総会を開催、第一部では私学永年勤続者表彰などを、第二部では私学振興対策を中心とする十三年度事業計画を決めた。
 岡本会長は十三年度の経常費補助の生徒等一人当たり単価が十一年度の単価のところまで回復したことを挙げ、県に私学助成を理解してもらうように努力する必要性があると述べた。また「本県の公立では入試方法について検討しているが、私学でもこれに対応して新しい入試方法の研究に着手している。『私学は一つ、教育は私学から』の目標に向かって、力を合わせて頑張る」と力強く語った。
 石川嘉延・静岡県知事の代理として鈴木雅近・同県総務部長は建学の精神に基づいて特色ある教育を行っている私学を高く評価し、「私学振興のためにでき得る限りの努力をしていく」とあいさつした。
 同協会は十三年度も従来の事業を中心として進めるが、私学振興対策では補助金制度研究委員会が経常費助成費補助金などの新しい積算方法を研究する。総会では二百六十一人の私学永年勤続表彰が行われたほか、加藤瑠美子・加藤学園高校長と野中康子・星美学園理事長に私立学校教育振興功労表彰が県知事から授与された。また十二年度勲一等瑞宝章を受章した松前達郎・東海大学理事長と、藍綬褒章を受章した岡本会長には記念品が贈呈された。


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