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記事2001年4月23日 11号 (11面) 
入学式
新入生に勉学の心がまえを
建学の精神を胸に予習、復習積極的に
東海大付高輪台高

 東海大学付属高輪台高校(遠藤國正校長、東京都港区)は四月三日、同校で第五十八回入学式を行った。女子百六十五人、男子三百二十三人、計四百八十八人が期待を胸に秘めて入学した。入学式は校旗の入場で始まり、建学の歌を斉唱した後、新入生の一人ひとりの名前が読み上げられた。
 新入生を代表して村林璃紗さんが、「建学の精神を胸に刻み、誇りを持ち、三年間を大事にしたい。夢や目標に向かい、勉強と部活動に励み、悔いのない日々を送りたい」と力強く宣誓した。
 遠藤校長は高校に入学した自立への第一歩として、「高校では学習内容が細分化し、内容も深くなっているので、予習、復習を積極的にする習慣を身につけてほしい」とあいさつした。また、学校生活については学力向上のポイントは生活の規律からと指摘、「基本的な生活習慣としてあいさつ、清潔な身なり、欠席・遅刻をしないことを徹底してほしい。これらを厳しく教えていきたい」と、述べた。

他者大切に、人間として規範守って
獨協中学

 獨協中学校(永井伸一校長、東京都文京区)の平成十三年度の入学式が四月六日、同校で実施された。
 同校は生徒一人ひとりの自由と自主性を重んじ、豊かな個性と可能性をはぐくむ教育を目指している。第十三代校長の天野貞祐氏は「人間教育」「学問を通しての人間形成」を理念に掲げ、これは現在の同校の教育にも受け継がれている。
 永井校長はあいさつの中で、「日本の文化をしっかり勉強するとともに、世界と交流するために異文化もしっかり勉強してほしい。また高度な科学が発達する二十一世紀に対しては、すべての学問を身につけないと対応できない。自分とともに他者を大切にし、人間としての規範を守り、(規範に基づいて)行動できる人間になってほしい」と期待の言葉を述べた。さらに、「知識と知恵を身につけてほしい。知恵とはみずから考えて、アイデアを組み立てることだと思う。どんどん(知識と知恵を)吸収して、伸び伸びと学校生活を送ってほしい」と新入生を励ました。

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