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記事2001年4月23日 11号 (11面) 
預かり保育の実態調査
教育研究大会7月開催、私学祭に参画
都私幼連など総会
 東京都私立幼稚園連合会(清水博雅会長=日野わかくさ幼稚園長)と社団法人東京都私立幼稚園教育研修会(清水博雅理事長)は三月五日、東京・市ヶ谷の私学会館で平成十三年総会を開き、十三年度の事業計画と収支予算を決めた。両会の監事は兼務となっているが、東京都教育委員会からの指導を受け、二人のうち一人は員外者とすることを決めた。
 都私幼連では、預かり保育の内容について実態調査を行い、経常費助成の枠とは別に対策費が認められるように働きかける。また、教師の資質向上に向けて、従来にも増して養成機関との交流を図っていくことを決めた。
 清水会長はあいさつの中で、「預かり保育の実施園は十三年度には七〇%を超えるだろう。保育の内容を精査して、保護者や一般社会に向けての説明責任を果たさねばならない」と語った。
 都私幼研では、十三年度も前年度と同じく(1)一人ひとりの発達の特性に応じた総合的指導の充実を図る(2)幼児の主体的活動が確保される環境構成を考える(3)教師の役割と幼稚園の在り方を考えるの三点をテーマに活動する。昨年から全日私幼連東京地区教育研修会となった教育研究大会を七月二十二、二十三の両日に開く。また、十月二十日に開催される「東京私学祭」に参画する。

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