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全私学新聞

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記事2001年4月13日 10号 (7面) 
神奈川中高協定時総会 新理事長に堀井氏
6月に“全私学展”も開催


 神奈川県私立中学高等学校協会は三月二庶O日、横浜市神奈川区の神奈川県私学会館で定時総会を開き、役員改選を行うとともに、平成庶O年度事業計画を決定した。役員改選では田沼智明理事長が勇退し、新理事長に堀井基章・横浜国際女学院翠陵中学高等学校理事長を選出した。任期は二年。事業計画では「2001神奈川全私学(中・高)展」を六月藷、横浜市のパシフィコ横浜で開くことになった。 「神奈川全私学(中・高)展」は神奈川私学への関心を掘り起こし、受験生・入学生の増加を図ることをねらいとして毎年、行われており、昨年は横浜文化体育館で開催。今年、会場となるパシフィコ横浜はこれの約三倍の広さで、約一万五千人の参加を見込んでいる。神奈川中高協会加盟校のホームページでも「私学展」のPRをし、より多くの保護者、受験生の参加を呼び掛けていく。 このほかの事業計画では公私立高等学校設置選考会議、公私立高等学校協議会において、公私共存の協定の中、生徒長期減少期をいかに乗り切るかを柱として、今後の長期収容計画を確立する。総会ではこれに関連して、「生徒収容対策委員会」から小冊子「少子化と生徒収容対策開題について神奈川県の『公私共存』の経緯」をまとめたことが報告された。 全国私立学校初任者研修の一環として、関東地区神奈川県研修会を八月二庶O、二庶lの両日、開く。私学の教職員志願者の履歴書委託は、一時委託を七月二日から六日まで、二次委託を処鼬詞ワ日から九日まで受け付ける。 また、この日の総会で、今年度新たに開校した厚木中央高等学校(通信制)の協会加盟が承認された。 報告・協議に先立ってあいさつした県私学宗教課の村田彰夫課長補佐は、標準運営費の二分の一補助を段階的に実現していくことが今後の課題だとした。また、情報公開条例施行に伴って、第三者が私学に情報公開を求めてくる可柏ォがあることから、各校に自主的開示を行うよう要請があった。


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