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記事2001年3月3日 6号 (2面) 
日私教研 平成13年度研修計画案まとまる
11月に全国研究集会徳島大会開く
直轄研修も私学経営皮切りに


 財団法人日本私学教育研究所(理事長=堀越克明・堀越高校長)の平成十三年度の研修計画案が二月二十日、明らかになった。同日、東京・市ヶ谷の私学会館で開かれた研究研修運営委員会(委員長=原隆・昭和一高学園顧問)で報告、了承されたもの。三月十三日の理事会・評議員会合同会議で正式決定される予定。
 このうち全国私学教育研究集会に関しては、今年十一月十五日から三日間、徳島市の徳島文理大学を主会場に開かれる徳島大会の実施計画の概要と準備の進捗状況が報告された。徳島大会に関しては、本紙2月13日号で概要を掲載しているが、研修会の具体的内容を載せた『開催速報』が、すでに完成し、四月中には全国の私立中学高校に発送、最終的な『実施案内』は八月中に完成する予定などが報告された。参加申し込み期間は、九月一日から二十九日まで。
 また平成十三年度の地区別研修会に関しては、九月十三・十四の両日、釧路市で北海道地区研修会が、東北地区研修会は七月二十五日から三日間、仙台市で、関東地区研修会は十月四・五の両日、つくば市で開かれる。東京地区研修会は例年どおり数日に分け実施、中部地区研修会は十月十一・十二の両日、松本市で、九州地区研修会は七月二十六・二十七の両日、佐賀市で、近畿地区研修会は現在、日程を検討している。このほか中国地区研修会は七月の岡山県研修会に、四国地区研修会は全国研究集会に合流して実施する。
 直轄研修会は六月六日から三日間、岐阜市で開かれる私学経営研修会を皮切りに十九の研修会が予定されている(下表参照)。直轄研修会に関しては、十二年度から教科横断的な構成・名称等に変更されたが、一部学校内で研修会にどの教科の担当者が参加してよいのか戸惑う状況もあったことから、現場の意識や実態に配慮して十三年度から一部研修会の名称を変更する。例えば国語・日本文化は国語・日本文化(国語科)に、数学と論理思考は数学教育(数学・倫理思考)に、環境とエネルギー教育は理科β(化学・生物)などとなる。

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