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記事2001年2月3日 3号 (7面) 
進学相談会私学展8月開催
都教育振興会20周年記念事業10月に
東京私中高協理事長校長会
 東京私立中学高等学校協会は一月十一日、東京・市ヶ谷の私学会館で平成十二年度第二回理事長・校長会を開き、高校生徒就学計画、生徒募集、および十二・十三年度私学助成についての報告を行った。この中で、酒井会長は十三年度の「進学相談会 東京都私立学校展」を八月十八、十九の両日に開催することを明らかにした。
 酒井会長はあいさつの中で、十三年都内公立中学卒業生の都内私立高校の受け入れが三万六百人、十二年度の都内生収容計画の達成率が八五・三%(前年度比一ポイント減)で、実績数は二万六千九百六十八人だったことを報告した。十三年度都私学助成予算については、標準的運営費の二分の一補助の堅持など九項目をまとめて都知事、都議会に要望しているが、「私学助成確保のために最大限努力する」と力強く述べた。
 昨年実施された「二〇〇〇進学相談会 東京都私立学校展」には二万七千人の来場者があったが、今年は八月十八、十九の二日間にわたって開催する方針だ。
 なお、東京都教育振興会が今年発足二十周年に当たるため、都内の幼稚園、小学校、中学高校、専修学校各種学校の私学四団体で十月二十日に記念事業を行う。
 来賓の小野田有・東京都総務局学事部長は東京都の十三年度予算について、総務局要求額全体で前年度比二・五%減、このうち私学助成経常費補助については同三・〇%減にとどめたと報告、「今後も私学振興に可能な限り努力する」と語った。
 吉田晋・同協会広報部長は私学助成の報告の中で、「私立学校の生徒に対する補助金支出は助成というのではなく、公費による教育費の負担と考えるべきだ」と、父母負担教育費の公私間格差について言及した。
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