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記事2001年2月23日 5号 (2面)
| 全私学新聞運営委員会理事、工学院大学専門学校名誉校長の小浪博氏が二月十五日午前零時九分、急性心不全のため死去した。九十四歳。 小浪氏は島根県出身。昭和五年に東京帝國大学工学部を卒業、一貫して鉱産事業の技術者、研究者として歩んだ。戦後、昭和二十三年に工学院大学専修学校(当時)主事、校長を歴任、昭和五十六年に名誉校長となった。工学院大学の理事も務めた。 団体役員として全国各種学校総連合会副会長、東京都私立各種学校協会副会長、全国工業技術学校協会副会長などの要職を歴任し、私立学校教職員共済組合審議会委員でもあった。 告別式は十九日、東京・上野の寛永寺輪王殿で行われ、関係者を代表して北郷薫・工学院大学理事長が「先生は鉱山、鉱掘、冶金の道を歩まれ、学校経営にも尽力されました。長い間、ご指導ありがとうございました」と弔辞を述べた。 |
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