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全私学新聞

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記事2001年2月13日 4号 (1面) 
教育振興への応援要請
文科相はじめ議員多数出席
全私学連合感謝の会
 全私学連合(代表=鳥居泰彦代表・慶應義塾塾長)は、一月三十一日、東京・市ヶ谷の私学会館に、与党国会関係者多数を招き、私学教育への日ごろの応援に感謝する会を開催した。
 初めに私学を代表してあいさつに立った鳥居代表は、予算、税制面での応援に感謝の意を表するとともに、「新しい時代に向かって国公私立のあらゆる学校種に山積する問題を一つずつ解決しながら進んでいくには、頭の転換が必要で、その中心になるのは我々、かなりの自由度を持ってやればやれるはずの私学ではないか」などと教育振興への更なる決意を述べるとともに、出席の議員に引き続いての応援を要請した。また堀越克明・日本私立中学高等学校連合会長は、今後、教育振興基本計画の策定にあたっては、私学が置いてきぼりにならないよう、町村文部科学相に要請した。一方、町村文部科学相は、「一月二十五日に二十一世紀教育新生プランを策定した。十三年度予算を早く成立させて、必要な六本の法律も全部成立させたうえで、教育基本法の改正等の大きな課題にもまい進したい。文部科学省と皆さん方とが一体になって日本の大学教育、私学振興のために努力していきたい」と、あいさつした。続いて田野瀬良太郎・前自民党文教部会長(現文部科学部会専任部会長)は「教育改革の最大の課題は公私間の格差をなくすこと」を強調、小野晋也・自民党文部科学部会長は「教育の問題、子供をはぐくむためには何でもやり、この国のために尽くし抜きたい」と語った。
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