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記事2001年11月3日 28号 (2面) 
教育・運営に関する研修会
地域社会の私学への期待
私学研修福祉会
 私学研修福社会(大沼淳理事長=文化女子大学理事長・学長)は十二月三、四の両日、「第十四回私立学校の教育・運営に関する研修会」を開催する。研修課題は「私立学校の教育・運営の充実について地域社会は私立学校に何を期待しているのか」。参加対象者は私学の理事長、校長、園長、理事、教頭、事務長など。希望者は十一月二十日までに申し込む。
 初日は基調講演とパネルディスカッション。基調講演は山崎隆弁護士が「私立学校の管理運営に関する今日的法律問題について」の演題で、教職員、児童生徒、保護者、地域社会など、私学において多面的に生じる法律関係について、学校管理者として日常から備えておきたい事柄を紹介する。パネルディスカッションのテーマは「地域社会は私立学校に何を期待しているのか」。講師は金子郁容・慶應義塾幼稚舎舎長(慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科教授)、田中雅道・全日本私立幼稚園連合会副会長(光明幼稚園園長)、丹羽健夫・学校法人河合塾顧問(河合文化教育研究所所長)の三氏。コーディネーターは原隆・昭和一高学園顧問。
 二日目は午前が事例研究と校種別研修。事例研究は櫻井るゑ子・日本私学教育研究所専任研究員が「私学教育の危機管理生徒指導の今日的課題」と題して発表。生徒、保護者、教職員の共通認識の在り方や生徒指導に伴う危機管理を課題として述べる。校種別研修では、現在、私学を取り巻く諸情勢の分析と今後の課題を中心に学校種ごとに協議する。中・高部会は堀越克明・日本私立中学高等学校連合会会長(学校法人堀越学園理事長)が「現下の私学情勢」について、小学校部会が石井輝義・立教大学文学部講師、金子郁容・慶應義塾幼稚舎舎長、溝口広久・玉川学園小学部教諭の三氏がそれぞれ「三校の情報教育の現状と今後の課題」について話す。幼稚園部会は吉田敬岳・全日本私立幼稚園連合会副会長(自由ヶ丘幼稚園園長)が「現下の私学情勢」について話す。午後は文化講演で、吉村作治・早稲田大学教授(早稲田大学エジプト学研究所所長)が「クレオパトラ女王の謎」の演題で、古代エジプト最後の女王・クレオパトラの人生について、当時の世界情勢と古代エジプト文明の魅力に触れながら話す。
 ◇申し込み・問い合わせ先=私学研修福祉会研修事業部 電話03(3222)1006〜1008 FAX03(3222)5749

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