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記事2001年10月3日 25号 (2面)
関東私立短期大学協会(平方昇一会長=明和学園短期大学理事長・学長)は十月五、六の両日、水戸市のホテルレイクビュー水戸で平成十三年度秋季定期総会を開く。総会では加盟校間での情報交換を行う。その後、講演会に移り、まず、日本私立学校振興・共済事業団財務相談支援センターの深澤行雄センター長が「私学経営の財務について」の演題で講演。また、松井孝典・東京大学教授が「アストロバイオロジー宇宙における生命」と題して講演する。 松井氏は惑星物理学の第一人者。東京大学大学院理学研究科地球物理学専攻博士課程修了後、アメリカ航空宇宙局(NASA)の月惑星科学研究所招聘研究員、マサチューセッツ工科大学招聘科学者などを経て、東京大学理学部助手に。一九八六年にイギリスの科学雑誌『ネーチャー』に、海の誕生を解明した「水惑星の理論」を発表、世界的に注目された。一九九六年には、メキシコで巨大隕石の地球衝突による恐竜絶滅説裏づけの調査に乗り出すなど、活動分野は幅広い。 二日目はエクスカーション。茨城県岡倉記念館、袋田の滝を見学する。関短協には現在、関東六県と山梨、新潟両県の私立短大八十五校が加盟している。
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