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記事2001年10月23日 27号 (4面) 
新世紀!高度情報ネットワーク
視聴覚教育が創る生涯学習社会
第5回視聴覚教育総合全国大会 11月21・22日、仙台サンプラザほか
21世紀への展望など討議
 「第五回視聴覚教育総合全国大会」宮城・仙台大会が十一月二十一、二十二の両日、仙台市宮城野区の仙台サンプラザを主会場として開かれる。大会主題には「新世紀!高度情報ネットワーク・視聴覚教育が創る生涯学習社会」を掲げ、豊かな心をはぐくむ視聴覚教育や21世紀における視聴覚教育施設のあり方などを分科会やパネル討議等を通じて研究協議する。
 この大会は日本学校視聴覚教育連盟、全国高等学校視聴覚教育研究協議会、全国視聴覚教育連盟、財団法人日本視聴覚教育協会が組織する大会連絡協議会(井内慶次郎会長=全国視聴覚教育連盟会長)が主催する。
 実行委員長は阿部芳吉・仙台市教育長。文部科学省、宮城県私立中学高等学校連合会、宮城県私立幼稚園連合会などが後援し、二日間で延べ千五百人の参加が見込まれている。
 初日は午後一時から仙台サンプラザで開会式・表彰式が開かれ、二時から松原聡・東洋大学経済学部教授による記念講演「生涯学習社会におけるIT革命の功罪」、三時からネットワークパネル討議「21世紀の視聴覚教育を展望する―ネットワーク型コンテンツの利用と学習支援―」。パネル討議では鈴木克明・岩手県立大学教授のコーディネートで尾zア春樹・文部科学省学習情報政策課長、小松弥生・同省幼児教育課長(前仙台市教育長)、中澤康匡・長野県教育委員会学校教育課指導主事、成田忠雄・仙台市教育センター情報研修班指導主事が発言する。
 二日目は仙台サンプラザおよびNAViS株式会社仙台市ソフトウエアセンター(宮城野区)、せんだいメディアテーク(青葉区)の三施設で課題別分科会と主催団体別分科会を行う。
 大会テーマは、(1)情報通信ネットワークを生かした視聴覚教育(2)生涯教育も創造する視聴覚教育(3)豊かな学び、豊かな心をはぐくむ視聴覚教育の三つの視点から設定された。

 分科会テーマは次の通り。

【課題別分科会】

分科会、パネル討議
視聴覚教育5団体主催 宮城県下私学団体も後援

 (1)ネットワークがもたらす学社融合
 (2)豊かな心を育てる映像の見方、感じ方
 (3)自作教材の制作と教材開発
 (4)マルチメディア時代の著作権Q&A
 (5)生活体験を広げる視聴覚教育
 (6)総合的な学習における情報活用
 (7)情報を活用する能力の育成と情報発信
 (8)情報を発信する能力の育成
 (9)高度情報通信利用と視聴覚教育
 (10)生涯学習施設の情報サービス
 (11)全国自作視聴覚教材コンクール入賞作品上映


【団体別分科会】
 
 (1)TV会議による授業公開・研究討議(フォーラム)「豊かな学びをはぐくむ情報通信ネットワークの活用」
 (2)メディアショップ「情報教育の方向とメディアの役割」A=ハードウエア/B=ソフトウエア
 (3)Q&Aフォーラム「21世紀における視聴覚教育施設のあり方」。
 参加費は宮城県内からの参加者が三千円、県外者は四千円。
 ◇問い合わせ先=仙台市教育局生涯学習課 電話022(713)4486



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