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記事2001年10月23日 27号 (2面) 
中大が専門大学院
アカウンティグスクール会計、ファイナンスに特化
 中央大学(阿部三郎理事長、鈴木康司学長、東京都八王子市)は九月二十六日、会計およびファイナンスに特化した専門大学院「アカウンティングスクール」(国際会計研究科)を市ヶ谷に来年四月開校する、と発表した。「アカウンティングスクール」は、企業活動および資金市場のグローバル化や国際会計基準統一化の動きに対応し、最新の会計・ファイナンス理論と実務の融合した教育を行う「プロフェッショナルスクール」を目指す。
 「アカウンティングスクール」は、他の社会人大学院やビジネススクールとは異なり、職業領域を会計・ファイナンスに絞り込み、スキルが明確な専門大学院を志向。会計・ファイナンスの実務専門家であると同時に、さらに広い視野から企業経営に携わることのできる、より幅広い総合的会計・ファイナンス専門職を養成する。入学対象者は企業の経営者、企業の財務部門の担当者、公認会計士、税理士などの社会人。こうした入学者のために科目履修を認め、取得単位は一定の条件を満たせば正式入学時に組み入れる。夜間や週末の受講による履修が可能な制度を導入するほか、専門分野に応じた複数科目履修パッケージ割引制度も検討中だ。
 専任教員の半数までを公認会計士や企業出身者など実務家が占める。標準修業年限は二年。修了はリサーチペーパーによって審査する。
う、大学本来の目的を実現することこそが最も有効な就職対策であると指摘している。
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