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記事2022年6月3日 2580号 (6面)
麻布大学(川上泰学長、神奈川県相模原市)は4月21日、神奈川県立横須賀高等学校(鑪英治校長)と連携事業に関する協定を締結した。この締結により、同大学の「麻布出る杭」プログラムと同校のスーパーサイエンスハイスクール(SSH)の特色を生かし、研究の強化などで、SDGs時代に対応する科学人材の育成で協力する。
同大学は「動物共生科学ジェネラリスト育成プログラム」が文部科学省の令和2年度大学「知識集約型社会を支える人材育成事業」の「メニューU 出る杭を引き出す教育プログラム」に全国の大学で唯一採択された。学生の研究意欲を高め「出る杭」を引き出すため、高大接続により高校生のうちから大学の教育・研究を先取りする、いのちと共生のプログラムを推進していく方針だ。
連携協定に関する概要は次の通り。(1)同大学から、神奈川県立横須賀高等学校へ講師の派遣、(2)同校の生徒の大学教育の早期履修体験、同大学による「生徒の能力をさらに伸長できるような高度なカリキュラムの構築に向けた連携と協力」。この協定を機に、活発な交流により、連携および協力を深めていく。 |
 川上学長(左)と鑪校長(右) |
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