文京学院大学（櫻井隆学長、東京都文京区）は４月１５日、同大学本郷キャンパスで、東京都立千早高等学校（小塩明伸校長）と「高大接続に関する包括連携協定」を締結した。この協定は、実践型の学びを展開している文京学院大学と、英語教育とビジネス教育を特色とする千早高校が高校から大学への円滑な高大接続を目指し、変化の激しい時代において、新たな価値を創造していく力を育成するためのもの。

　文京学院大学からは、櫻井学長、島田昌和・同学院長・理事長、佐藤芳孝監事、千早高校からは小塩校長、早田智洋主幹教諭、小野澤結実教諭が出席した。

　締結内容は、（１）授業科目における連携、（２）正課外活動・社会貢献活動等における連携、（３）教育・進路についての情報交換および交流、（４）その他、双方が協議し同意した事項――。今後は、高校生の視野を広げ、グローバル教育とビジネス教育における学習意欲を高めるとともに、進路に対する意識の向上と、大学生の成長の機会を創出し、教育活動への相互理解を深めつつ交流・連携を図っていく。また、大学での研究室インターンシップの受け入れや留学生との交流、国内外の研修等の相互交流を視野に入れて、グローバル社会環境の中で自立し、異なる価値観をもつ他者と協働できる人材の育成を目指す。