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記事2022年6月13日 2581号 (4面)
明治大学 地域産学連携研究センター
コワーキングスペースを開設
明治大学地域産学連携研究センター(生田キャンパス、神奈川県川崎市)は開設10周年を迎え、これまで以上にイノベーションハブ機能を強化するため、「コワーキングスペース」をセンター内に開設した。コンセプトは「find communication」。
同大が有する技術シーズ・知的資源を有効活用し、川崎市をはじめ、同県地域における新技術・新事業の創出や地域企業との産学連携促進を目的に2012年4月に開設された。生田キャンパスには、理工学部、農学部が設置されており、大学で生まれた研究成果を活用する企業が同センターに入居している。
同大学では、施設内に入居するベンチャー企業、研究者をはじめ、地域企業、自治体など、所属の枠組を超えて、さまざまなバックグラウンドをもつ人々とのコミュニケーションの活性化を図り、新たなイノベーションの創出の場を目指す。
今後、学外機関との連携も含めた各種イベントの実施や、学生を対象にアントレプレナーシップ(起業家精神)をテーマにプログラムの創出を目指していく方針。
【明治大学地域産学連携研究センター】
同大学が有する技術シーズ・知的資源を有効活用し、川崎市をはじめ、神奈川県域における新技術・新事業の創出、地域の中小企業を育成する産学連携促進事業の実施、起業・経営セミナー等の開催、地域中小企業者・住民への施設の貸し出し等の地域連携交流を促進することを同センターは目的としている。その目的のため、テクノロジーインキュベーション室や試験分析・試作加工装置をはじめ、地域産学連携に資する設備を整えている(依頼試験・分析は行っていない)。 |
 明治大学地域産学連携研究センター |  コワーキングスペース | |
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