東京都市大学の取り組み

オーストラリアへの留学制度の歩み振り返る
今後のさらなる発展に向け決意新たに
東京都市大学(東京都世田谷区)は昨年11月28日、セルリアンタワー東急ホテル(東京都渋谷区)で「東京都市大学オーストラリアプログラム(TAP)」の10周年記念式典と祝賀パーティーを開催した。国内外の関係者や過去の留学参加者ら302人が集い、全て英語で進行した。
TAPは、語学力のみに傾倒せず、国際的な視野とコミュニケーション能力を持った、時代に柔軟に対応できる国際人を育てることを目的として、2015(平成27)年度にスタートした。1年次からの準備教育と、2年次の約4カ月間の留学を組み合わせた2年間にわたる留学制度で、文部科学省「令和5年度 大学入学後の総合的な英語力の育成・評価に関する好事例」(英語活用機会の拡充)に選定されている。
当日は、司会を務める畑和樹准教授(デザイン・データ科学部)が開式あいさつを行い、第1部の記念式典がスタート。野城智也学長があいさつとプレゼンテーションを行い、2016(平成28)年2月の第1期派遣以降、これまでに累計約2500人の学生を派遣し、日本の大学の中で最大級のオーストラリアへの留学生派遣人数となったTAPの歩みを紹介するとともに、各方面への感謝を伝えた。
続いて、オーストラリア大使館のジャスティン・ヘイハースト駐日オーストラリア大使、TAP留学先大学であるエディスコーワン大学(ECU)のゲイ・マクマス理事長、同じくマードック大学(MU)のサイモン・マッカーディー副学長らが来賓祝辞を述べた。
また、留学の支援を行ってきたECU、MU、オーストラリア大使館、西オーストラリア州政府(駐日代表部)、外務省(アジア大洋州局)関係者、東京都市大学の中村英夫名誉総長、三木千壽前学長(名誉学長)、TAPアワードで企業賞を提供している東急(株)、(株)JTB、一般財団法人国際ビジネスコミュニケーション協会、(株)ウエストゲイトの関係者ら来賓の紹介が行われた。
第2部の祝賀パーティーは、日本の伝統的な祝賀セレモニーである「鏡開き」で開幕した。ステージでは、東京都市大学を運営する学校法人五島育英会の渡邊功理事長をはじめとする関係者らが木槌で開いた二つの酒樽から注がれたマスを、会場では参加者がグラスを手にし、三木名誉学長の乾杯の発声を合図に、全員で祝杯を上げた。
さらに、ECU留学生代表の佐々木有沙さんと、MU留学生代表の大岩潤也さんがそれぞれの留学先大学への感謝のスピーチを行った。東京都市大学からはECU、MUへ感謝状と記念品、寄せ書きを贈呈した。最後に坂井文副学長の閉会の辞で第2部が閉幕した。
今回の記念式典はTAPの歩みを振り返るとともに、今後のさらなる発展に向けて決意を新たにするための貴重な機会となった。

