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記事2001年3月23日 8号 (7面)
事業計画決めた定期総会 東京都専各協
振興策重点に対策委設置
東京都専修学校各種学校協会(中込三郎会長=東洋美術学校理事長校長)は三月六日、東京・市ヶ谷の私学会館で定期総会を開催、平成十三年度事業計画などを決めたほか、報告事項の中で、同協会など東京の私学四団体が主催で今秋「東京私学祭」を開催することを明らかにした。 中込会長はあいさつの中で、「少子化の影響が専門学校にも出てきているが、今が辛抱の時でこれを乗り切れば安定する」と述べ、「今後は例えば文部科学、法務、厚生労働の各省に対して対策委員会を設け、将来への総合的な戦略を練っていく。子供たちに好奇心を持たせ、探究心の教育を行うことが大事」と熱く語った。 同協会は十三年度も「学校振興」を最優先の課題として掲げ、マルチメディア社会に対応した積極的なPR活動を展開し、専修学校・各種学校に対する多様なニーズに応えるために情報提供に関する機能を強化する。 新規事業としては、十月二十日に東京・千駄ヶ谷の東京体育館で「心の東京革命―東京私学祭」(嘉悦克委員長=東京私立中学高等学校協会副会長)を開催する。この私学祭は東京の教育を支えている私学の元気な姿、私学教育の素晴らしさを広く都民にアピールしようとの趣旨で開催されるもの。当日は都知事、都議会議員らを招き、幼稚園、小学校、中学高校、専修学校各種学校から園児、児童、生徒、学生が参加し体育演技、舞踊、演奏などを披露する。児童、生徒、保護者ら約六千人の参加者を見込んでいる。 また高校や専門学校の教職員を対象とした、行政・経済界などから講師を招いて行われる専門学校教育研究会は十月と来年二月に予定されている。 |
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